農業おもしろ情報!お米ってどうやってつくるの?
2000年 加藤さんの米づくり日記
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加藤さんの紹介 播種(苗づくり)・土づくり 苗の生長を紹介 田植え前の下準備 田植えの様子 水管理・成長の様子 米の穂が出そろう頃 刈り取りの様子 乾燥そして食卓へ 来年に向けて
 まだまだ寒さが厳しい2月下旬、2000年の加藤さんの米づくりが始まりました。それでは加藤さんの米づくり日誌を覗いてみましょう。
2月20日「塩水選」「種もみの浸種」

 米の種(以下、「種もみ」)を塩水に浸けて、比重を利用して種もみを選別します。中身が詰まっていない種もみはすぐに浮き上がってくるので、それらを取り除き、良い種もみだけを使うのです。選別した種もみを水に浸しておき、水分を充分に含ませてやると、種もみは発芽の準備を始めます。
 最近では、消毒済みの種もみを購入している農家も多くなっているようで、塩水選を行わない方もいるようです。
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2月23日〜3月8日「育苗用土の砕土」

 種もみを育てる(育苗(いくびょう)する)ための土を細かく砕きます。3月中旬に行う予定にしている育苗用土づくりの準備です。
「種もみの消毒」

 浸種しておいた種もみを、病気に強い苗に育てるために消毒します。
3月10日「種もみの再浸種」 3月14日「種もみの水交換」
3月17日「育苗箱の消毒」「育苗用土の肥料合わせ」

 苗を育てるための育苗箱を消毒します。育苗箱は、新聞紙2分の1面ぐらいの大きさで、育てた苗をそのまま田植機にセットできるようになっているのです。
 この日は、砕土しておいた土で育苗用の土も作りました。育苗用の土として売っているものもありますが、私は山土を購入し肥料や炭などを加えて、自分流の「オリジナルブレンド育苗土」を作っています。
3月18日「催芽(さいが)」1回目「育苗箱に育苗用土を入れる」

 種もみを発芽させるため、「催芽機」という機械を利用します。催芽機の中にはヒーターで人肌程度に暖められたぬるま湯が循環しており、そこに約2日入れておくことで、種もみは1mm程度の芽を出すのです。「はとむね状態」といって、芽が出て鳩の胸のようにふくらんだ状態になったら種まきを行います。
 また、昨日作った育苗用土を育苗箱に平らに敷き詰めます。
 今年は約2000箱の苗を育てるので、催芽・種まきを2回に分けて行うことにしました。
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3月21日「育苗用パイプハウスの整地」

 自宅脇に6棟ある育苗用パイプハウスの中を整地します。このハウスの中に育苗箱を並べて苗を育てるのです。
3月22日「播種(種まき)」1回目

 播種機を使って種まきを行います。播種機には、はとむね状態になった「種もみ」と、種もみの上にかぶせる土を入れて、水道のホースも取り付けます。
 育苗用土の入った育苗箱を播種機にセットすると、ベルトコンベアー上を移動し、自動的に…

1. 育苗箱に水がかかる。
2. 種もみがまかれる。
3. その上に土がかぶさる。
ようになっています。

 こうして種まきが完了した育苗箱をパイプハウスに並べて苗を育てるのです。  並べ終わった育苗箱には、苗が出そろうまで保温用のマットをかけておきます。
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3月27日「催芽」2回目 3月31日「播種(種まき)」2回目

 種まき終了後はハウスの温度管理に気を使います。昼で20℃〜25℃、夜で10〜15℃ぐらいを目安にしています。
 今のところ1回目の種まき以降、低温が続いており、少し生育が遅れているようです(3月31日写真)。 やはり、苗が出そろってマットをとるまでは、毎年の事ながら心配ですね。
 約35日〜40日ほどで15cm〜20cmまで苗を育生して、ゴールデンウイーク 頃には田植えを始める予定です。

 田んぼは、昨年の稲刈りのあと一度耕してありますが、まだ眠っている状態です ね。これから田植えまでにもう一度耕しておきたいと思います。
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