「みやぎ農業見聞のつどい・秋」を開催しました

 

~新規就農希を目指し18名が先輩農業者を訪問!

 去る平成26年10月25日(土)、当公社と宮城県、県農業会議の共催による「みやぎ農業見聞のつどい・秋」を開催しました。
 新規就農を希望する18名(男13名、女5名)が参加し、先輩農業者のほ場を訪れ、熱心に視察研修や意見交換を行いました。
 参加者は20代が6名、30代が11名、40代が1名。県外からも東京都、福島県それぞれ2名の参加がありました。  
 開催状況の一部を紹介しますので、是非、あなたの就農計画や農業スタイル検討の参考にして下さい。
      
    
◎視察園1 仙台市若林区今泉 三浦さん、大友さん 視察園概要は → こちら
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【質疑応答から】
・農地は、遊休農地を活用。草や蔓が茂り、草刈りから開始。
・就農1年目。大雨や鳥の被害で全滅!も経験。
・リーフレタス専作でスタート。ベースを崩さず組み合わせとして玉レタス、白菜、ブロッコリーも試作中。
・販売は、直売所からスタート。JA仙台経由で地元スーパーや卸会社を紹介され販路拡大。
・周辺農家は、70~80代が多く50~60代でも若手。
 注目度も高い。いつも笑顔とあいさつを心がけている。
 また、農道での車の通行時には道幅が狭いので「ゆずり合い」を忘れないように心がけている。
・地域のつきあいは非常に大切。
 天候による作業のタイミングや土地に関する話などいろいろなことを教えて頂いている。
・畑は荒らさない。(鉄則)
・4HCで、広域的に若い農業者と情報交換。
 就農したばかりの方や就農前の研修中の会員もおり、悩みを相談しやすい環境。
 各地域にあり、県の農業改良普及センターが事務局。是非、入会を!
・将来は、仲間を増やして、規模拡大し法人化を目指していきたい。

     
◎視察園2 仙台市太白区柳生 (株)ベジタブル佐藤 視察園概要は → こちら
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【質疑応答から】
・もともとは、施設きゅうり農家であったが、生協柳生店がオープンしてから「地元野菜コーナーの運営できる産直会を立ち上げてほしい」との要望を受け「産直会」を結成。
 これをきっかけに、トマトを主力に多品目野菜の栽培に変更。
・市場出荷から「直販」に対応した経営へ転向。
・産直会は当初5名で立ち上げたものの現在は、高齢化で3戸に減少。
 一方、生協店舗数は増加しており現在5店舗だが更に10店舗へ新たに出荷を依頼されている。
 これらのことから、今年5月に法人化する。規模拡大と雇用や研修生受入拡大計画中。
・就農には、技術修得と販路のいち早い確保が重要!農業は、出荷時期からの逆算による栽培管理が必要だ。

     
◎視察園3 村田町小泉 中山建さん 視察園概要は → こちら
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【質疑応答から】
・有機栽培。「無農薬・無化学肥料、固定種・在来種・希少種、少量多品目栽培」。自称「雑草農法」!
・非農家で、大学卒業後、会社に5年勤務後、就農を志す。
・「見聞のつどい」に参加し、村田町の鹿股氏の「ボンディファーム」で1年間の研修後、就農する。 
・販売は、対面販売を重視。できるだけ宅配で対応。
 イベント販売で顧客の拡大を狙っているが、今後は、WEB販売や卵、加工品の販売を検討中。
・農業を開始する前から「せんだい食農ネットワーク」に加入。現在、副代表を務めている。
 人々の「命・健康・環境」を見据えて「安全で質の高い食材の生産・提供」を目指し、生産者と消費者の交流を行っている。この活動が、農業を実践する上でのモチベーションの維持につながっている。
・初期投資は、足で情報をとり機械・設備類の整備を行い、できるだけ少なくする努力をした。
 そのためにも、研修地=就農地がベスト!農地探しも農業委員会へ自己紹介資料を配付して協力を依頼した。
 信用を得れば、農地はたくさん集まる。
・家族の理解と協力も不可欠。まず妻と両親にプレゼンをして理解と了解を得た。
 皆さんも是非トライしてください。

 参加者の皆さんは、「失敗はいろいろありますが・・」と言いながらも、生き生きと農業の話をされる先輩者の皆さんに、大いに刺激を受けたようでした。今回の「つどい」が自分の農業スタイルの決定や経営計画のヒントになり、就農への道の一助となることを願っています。

  

お問い合わせ先

担い手育成班 :岩渕
 TEL:022-275-9192

      

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